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2008年11月18日 (火)

「神父と悪魔 煉獄の大悪魔」のマモ

式部清寿と並んで、私の大好きなヴェドリック。ストーリーはどんどんおもしろくなってくるし、マモヴェドの周りを支えてくれてるキャストも大ベテラン揃いで、厚みがあって、74分の長い作品なんだけど、ヘビロテを止める事が出来ずにいます。

マモヴェドの、甘いボイスによる不良言葉も、聴いてて心地よくて心地よくて、ほんとに大好きです。

ストーリーは、煉獄の監視者(千葉進歩)が、ヴェドリックの正体を突き詰める為、サーシャを使って、ヴェドリックを煉獄におびき出そうとする。囚われたサーシャを助ける為に、煉獄へと向かうヴェドリックはその罠にはまり、監視者の尋問に自分を見失いそうになるが、ヴェドリックを想う、周りの人達の支えで、自分を取り戻し、現世に戻ってくるというお話し。

「お前が雌だったら確実に妻にしている」という、速水さん演じるサーシャの告白に「はぁっ ? ! 」という、すっとんきょうな切り返しで応えるマモヴェドの言い方に、いきなり爆笑させられました。
ガンダム最終回の時の「愛 ? ! 」にしても、ガンダムドラマCDの「なんで ? ! 」にしても、マモの、男性からの愛の告白に対しての応え方はもう、絶品です。ああいう意外性のある応え方が出来る人を、私は他に知りません (笑)。 マモヴェドの必死の抵抗に対し、全くめげずに、ヴェドリックの子供がほしいと告白を続けるサーシャ、その告白に便乗してくるセッキー演じるアンシャール、その告白を阻止しようとする平川さん演じるオッフィー。もう、皆ギャグです。何回聴いても笑えるんですけど。というより、聴けば聴くほど笑えます。
煉獄で、意識を失ったヴェドリックを、キスで正気に戻した時のマモヴェドの反応も最高。契約料金は前払いだと言われ、「ああっ、もうっ わかってる」と言って、いやいやアンシャールにキスするマモヴェドの言い方も、微妙に笑えて好きです。

半人半妖で生まれた子など、何処にも居場所がなく不幸だという発言をしてしまうヴェド。それをハーフであるデニス(石田彰)に、自分も生まれてきちゃいけない子だったのかと訊かれ、それに対し「今のは、俺の間違いだな」と謝るマモヴェド、その言い方が、もう、優しすぎて、暖かすぎて、心にジーンときてしまい、なんかもう、涙が出そうになってしまいました。こういう優しい想いの溢れるマモのセリフが、大大大好きです。

「こっちを向けっ ! ! サーシャ」
サーシャを助けた後、そう言って、自分を庇って、助けを求めてこなかったサーシャに対し怒り、彼を殴るマモヴェド。普段冷たそうに振舞ってはいるけれど、実は情に厚くて、優しいヴェドリックの暖かい人間性が、マモの言い方から溢れるように伝わってきて、ほんとに感動でした。加えて、マモヴェドのこの責める様な言い方が、めちゃめちゃかっこ良くて、もうドキドキです。かと思うと、
「うるせぇっ ! ! 俺は、殴られて喜ぶマゾじゃねぇゾっ ! ! 」
と、いきなりギャグになるマモヴェド。
かっこ好さと、ギャグがコロコロと入れ替わって、ほんとにマモ演じるヴェドリック、最高に魅力的です。

「おいおい、いつから俺は、愛人と子供を作ったんだ」
サーシャの弁護人として、魔界法廷に立つことになるヴェドリック。裁判になり、関係者以外は同席してはいけないという審問官の言葉に対し、自分はヴェドリックの愛人だからと名乗るアンシャール、そして、自分はヴェドリックの隠し子だからと名乗るデニス。それに対して、「おいおい・・」と言う、マモヴェドの言い方が、もうもう可笑しくて可笑しくて、やっぱり、この作品は、ギャグ決定です。

原告に対し、負け犬と罵るヴェドリックに対し、
アンシャール 「狂犬の尾っぽに火をつけて挑発するなんて、ヴィヴィも、とんだお転婆さんだね」
サーシャ 「だが、その、じゃじゃ馬振りが、好ましいと私は思うぞ」
ヴェドリック 「おいっ ! そこっ ! ! お転婆だのじゃじゃ馬だの、俺は女じゃないんだっ ! ! その表現はやめろっ ! ! 」
2人の褒め言葉に対し、必死に抵抗するマモヴェドの奮闘振りに、もう大爆笑です。言葉で書いても、この可笑しさが伝わらないのが残念 ! ! !

「本当に、それが俺か ? ? 」
「このまま闇に包まれて、儚く消えるのもいいかもしれない」
自分の正体がわからず、精神を彷徨わせるヴェドリック。普段強気のマモヴェドが、いきなり弱さを見せてくる。マモのこのギャップの演じ分け、ヴェドの切なさと、モロさと、危うさ、それをこんな風にセリフに乗せてくるマモの言い方がたまりません。

最後は、オッフィーとデニスの必死の呼びかけに応え、戻ってくるヴェドリック。2人の、ヴェドを想う言葉も、その言葉に応えるヴェドの心も、切なくて大好きです。

全編通じて伝わってくるマモヴェドの、ぶっきらぼうなのに、優しく、いい加減なのに、暖かく、乱暴な不良言葉なのに、包んでくるような甘さに溢れ、それでいて聡明で、心の強い人物像が、たまらなく魅力的で、宮野真守演じるヴェドリックに、どんどん魅かれていきます。

マモの生きるヴェドリック、大好きです。
第5弾、あるといいなぁ・・・

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