宮野真守「Rising blue」
スキップビートに同梱されていたサントラCDの中の、不破尚のキャラソン、「Rising blue」を、暇さえあればヘビロテし続けています。まだ聴けてないドラマCDを一気に聴いていこうと思ってたのに、この曲を聴いてしまったが為に挫折しました。
私がもし、スキビの世界の住人だったら、間違いなく、不破尚というアーティストの大ふぁんになっていたと思います。
もちろん、こういう曲調の歌が、もともと好きだというのもあるかもしれないけど、こんな歌を聴かされたら、こんな歌声を聴いてしまったら、もう、身体の感覚が再起不能です。
「Rising blue」って、どんな歌だった ? マモはどんな風に歌ってた ? と訊かれたら、まさしく、官能的だったよ、と答えると思う。私にとっては、先日聞いた昔話の何倍も、何百倍も官能的とも言える、艶かしいマモの歌声でした。
それでいて私が凄いって思ったのは、やっぱりこの歌は不破尚の歌だと思いながら聴いてしまっている事。マモが歌っているのに、この曲から感じるメロウな切なさも、苦しくなるくらいの孤高な孤独感も、そこからイメージされてくるのは、尚が歌っている姿。目を閉じて聴いていると、自分がマモの歌声に酔っているのか、不破尚の歌声に酔っているのか、わからなくなってきます。
身体の芯から熔けていきそうになるくらい甘い歌声。
官能的で、意識が飛びそうになるくらい、甘く、けだるく、それでいて艶のある歌声。
マモのこの歌声、こんなの、こんなにも艶かしさの漂う犯罪的な歌い方、聴くの、初めてです。マモの歌声や歌い方には、たまらない甘さや色香があるのは知っていたけど、こんなにも、こんなにも、こんなにも (言葉を繰り返すしか、感動の凄さを表わせない貧弱な私のボキャブラリです) 凄かったとは・・・
この歌声に包まれていると、まるで、媚薬に犯されたみたいな感覚になってしまう。この歌声がかもし出す、退廃的なムードとけだるさと、その中に漂う一抹の寂しさと孤独な想いが、聴いているだけで胸に染みてきて、訳もなく涙が出そうになってしまいます。
どうしてこんなにも艶のある、切ない歌い方が出来てしまうのかな。
「静寂に~♪」
という、出だしから、いきなりの甘くてけだるい低音ボイスに、腰と脳髄に電流が走りました。物凄い第一声の一撃をくらった瞬間、私、心抜けてたと思う。
ユラユラとした、深く、暗い海の底をイメージさせ、そこに、緩やかに、退廃的に揺らめくように響く、マモの低音のビブラートが、もう、どうにでもしてくれって思うくらい、魂を酔わせ、現実感を遠のかせていきます。
もうこのままずっと、この歌声が作り出す世界に、いつまでも漂っていたいと思わせる、そんな中毒性が、今回のマモの歌声には溢れてて、なんかもう、凄いとしか、言葉がみつかりません。
「答えの見えない明日へと~」
「孤独のメロディは、いつか~」
いきなり低音から入るファルセットの美しさはもう、芸術的にすら思えて犯罪です。
込めた想いを徐々に高ぶらせ、吐き出していく、マモ独特の、情感溢れるドラマチックな歌い方は、相変わらず健在。いやでも、マモの、歌に込めてくる想いに、マモが伝えてくる不破尚の想いの世界に、自然と感情が引きこまれて行きます。もうヤバ過ぎです。
「ただ歩き続ける~、信じる道~♪」
「消えない過去ならば、振り返らず~」
誇り高く、それでいて孤独な道を真っ直ぐに進もうとする不破尚という人物の想いを感じさせ、心の奥底の微妙で、繊細な想いを歌いきった、素晴らしい1曲でした。
だから、マモの歌うキャラソンは侮れない・・・特にマモの場合は、キャラソンでなければ聴く事が出来ない歌い方、歌声を聴かせてくれますからねー。キャラソンにはキャラソンの良さがある事を、マモはいつも教えてくれるような気がします。そして、そんな歌い分けが出来てしまうマモの凄さには、いつも脱帽です。(この歌だって、もし、加地君の歌だよ、とか、環の歌だよ、とか、刹那の歌だよ、とか言ったら、こんなに素晴らしい歌でも、確実にブーイングの嵐が吹き荒れると思うもん。)
マモの歌がくれる幸福感、ほんとにほんとに歌ってくれてありがとうって、いつも心から思います。
それにしても、
「問いかけても~」
「つかみそうな~」
「こどくへと~」
「くだけ散って~」
「繰りかえしは~」
「過去も~」「繰りかえすだけ~」、、、etc、、、
だめだ~、、特に今回、低音から繰り出されるマモのか行、、破壊力半端なくて、いつも以上にやばすぎ~。(←相変わらずのバカ)



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