カテゴリー「「デュラララ!!」のマモ」の17件の記事

2010年7月 4日 (日)

「デュラララ!!」最終回のマモ

見終わった後、ジンワリとした、なんとも言えない、胸の奥がホカホカ、ホコホコするような、でも、優しい感じの切なさが身体中を満たしてくるような、そんな最終回でした。
来良3人組が、それなりに頑張って、自分達が出来る精一杯の所まで踏ん張って行き詰った時、それをちゃんと見守りながら、助け舟を出す大人組 (ドタチン・セルティ・サイモンetc...) の人たち。その関係が、なんだかとてもいい感じで、たまらなくジーンときてしまいました。

宮野真守演じる正臣、見事に自分の過去と向き合い、気持ちいいくらいかっこ良く過去を乗り越えていく、そんな、胸のすくような生き様に、涙が出るくらい感動してしまいました。こんなに清々しい気持ちで見終ることの出来た最終回は、そんなにないかもです。
登場人物全てが魅力的で、現実にありそうでなさそうな、ブラックの入ったファンタジーで、奇想天外なストーリー展開、毎週の放送を、ワクワクしながら待って、、、、続きは知りたい、、、、でも、終わるのは寂しい、、、、そんな相反する複雑な気持ちがゴチャ混ぜになったような、毎週そんな気持ちにさせられた作品でした。

そして、マモ正臣が、この作品の中で発してきた、想いのこもった一つ一つのセリフ全てが、私にとっては、魂に震えが走るような感動と、ワクワクするような衝撃を感じさせてくれる、大事な大事なものになりました。名言もいっぱいあったし、、、

「帝人・・・・」
覚悟を決めて乗り込んできた正臣なのに、大切に思ってきた親友の登場に、無意識に走る動揺や、気持ちの揺らぎを乗せてくるこういう一言、ほんとにすごいなって思います。

門田さん、、これは一体、、、」
この状況で、マモのか行はやばい。。。(←バカ)

「沙樹の足を折ったのはお前か ? 」
「沙樹を泣かせたのはお前か ? 」
かつて、足がすくんで動けず、逃げてしまった為に、言えなかったこのセリフ。それを、こうして、今は堂々と、怖気づく事無く、真っ直ぐに法螺田にぶつける正臣。その想いの重さに、聞いてて涙が出そうになってしまいました。

「死体なんか見る必要はねぇ、そう思っただけさ」
法螺田にお見舞いしたパンチは、正臣が超えられなかった自分の過去の壁をもぶち砕いたのかも。そして、激情のままに突っ走るのではなく、帝人と杏里を大切に思いやる気持ちに溢れてて、マモのこういうセリフ、心に沁みるんですよね。

「待ってる女がいるんだ
頼むよ、、」
息呑むセリフに加えて、この吐息ゼリフ、反則です。
一気にほどけていく、3人の中の疑念とわだかまり。帝人は帝人なりの、杏里は杏里なりの、正臣は正臣なりの、お互いを大事に思うが故に言えなかった一言。口にしてみればそれはとってもシンプルなのに、、、、、、そして、正臣のこの言葉、ほんとにかっこ良過ぎです。

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2010年6月26日 (土)

「デュラララ!!」第23話のマモ

この作品、良く雑誌の取材とかで、学生組、大人組、みたいな括りで、インタビューとか対談する事が多かったけど、今回の放送を見ていて、どうしてそういう括りで分けるのかが、わかったような気がしました。子供だからこそ陥ってしまう、自分の世界の中でのジレンマ、大人だからこそ見える全体の中での状況。そして、セルティという存在、まさしく、大きな視点と冷静な判断で、子供達に的確なアドバイスをする大人って感じで、その、懐の大きさや穏やかな優しさに、なんかジーンときて、涙が出そうになっちゃいました。

「帝人は、全てを知った上で、ダラーズを動かしていたのか ? 」
「杏里が帝人とつるんでいたのか ? それとも、利用していたのか ? 」
自分が黄巾賊である事を、2人には隠していたのに、どうしてそれと同じ事を、帝人や杏里に重ねて想像する事ができないのか、、、
「最低だ ! !」
次々と湧き上がる疑問、それを、こんなにも自虐的に「最低だ」と思いながらも、自分の中から湧き上がる疑問に、自分自身が絡め取られてしまって、そこから逃れられない。
マモ正臣のセリフを聞いていると、歯がゆさと、切なさとで、なんか、訳もなく叫び出しそうになってしまいます。

どうしよう、、、、何処へ行こう、、、」
「俺の行くとこなんて、もう何処にも、、、」
傘もささず、ズブぬれになりながら、雨降る空を見上げて、こんなにも孤独で不安な気持ちを込めて、心細気に、声震わせながら言う正臣のこの言葉を聴いた瞬間、心の涙腺崩壊でした。マモって、こういう一言、こういう一言が言えちゃうんですよね。こういう、魂を鷲掴みにしてくるような一言が、言えてしまうんですよね。

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2010年6月19日 (土)

「デュラララ!!」第22話のマモ

見るのがこんなにも精神的にしんどくなるのって、ヴァン騎士以来かな。裏僕の愁生見てもきつい、ハガレンのリン見てもきつい、この精神的泥沼状態にドップリ浸らないよう、デュララジの5部屋目を聞きまくって、なんとか精神を中和させております。

宮野真守演じる正臣の言葉ひとつひとつに込めた感情の重さが、切なさが、怒りが、これでもかというくらい胸を締め付けてきて、苦しくて胸がつぶれそうになります。
3人が3人とも、相手を思うが故に隠している事が、逆にここまでお互いの気持ちをチグハグにしているという事実が、見ててたまらなくなります。この状況を楽しんでいるのは、この状況を意図的に作り出した臨也だけかぁ、、、

「黄巾賊に絡まれている所を、俺が助けるなんておかしいって事 ? 」
正臣の中で、多分、あらゆる可能性を、いろいろ、いろいろ考えて、考えて、たどり着いた答えが、つまりは、杏里は全てを知ってて正臣と帝人をだましていたんだという事。
前に、正臣とどたちんの会話を聞いた時も思ったけど、やっぱり将軍として黄巾賊を仕切ってても、正臣はまだ、高校生なんだなぁって、しみじみ思わされます。

ねぇ、ひとつ聞いてもいい ?
「杏里ちゃんは何をしているのかなぁ ?」
教えてよ、杏里ちゃん
俺が何 ? 俺が悪いの ? 杏里を助けようとした俺がバカ ?」
だよねぇ
持って行き場のない感情を、直接ぶつける事をせず、自分の中でたどり着いた結論を前提に、それでも、精一杯自分の感情を押し殺してギリギリの所で杏里を問い詰める正臣。
感情を抑えて、それでも声を震わせ、怒りを押しとどめる様に、次々と杏里に言葉をぶつけていく正臣。

「あいつをどうするつもりだったの ?
「あいつのっ ! !」
なんで、こんなにも心を刺してくるような言い方が出来ちゃうんだろ。こんな言い方、ずるいです、反則です。

何言ってんだ、、俺、、、、」
一方的に、自分の感情をぶつけてしまった自分に対し、自虐的に、その中に、たまらないくらいの悲しみと、それでもまだ、杏里や帝人に対する想いを感じさせ、搾り出すようにつぶやくマモ正臣。
聞いてるだけで、心が、痛い、、、、、、、

こういう一連の演技、マモにやらせたら、犯罪的な破壊力でもって、見る者の感情を揺さぶってくる、それはわかってるんです、わかってるんですけど、今回はもう、心の涙腺、崩壊です。
雨の中、帝人に電話をする正臣、、、今まで帝人が何回電話してきても出なかった正臣、、今度は、同じ事が正臣に、、、、
もし、帝人が電話に出ていたら、正臣は帝人に、何を言ってたんだろう。
なんかもう、切なくて切なくて、雨の中を歩いていく正臣の後姿に、涙涙涙でした。

次回の予告では、何かひとつ吹っ切ったような言い方をしていたのが、唯一の救いって感じです。
後2回、、、、後2回、、、決着がつくのが嬉しいんだか、終わるのが寂しいんだか、なんか複雑な気持ちです。

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2010年6月12日 (土)

「デュラララ!!」第21話のマモ

またまた1週遅れの感想になってしまった。。。。

状況が深みにはまって行けば行くほど、どんどん凄みを増していくマモ正臣だけど、展開があまりにも残酷で、見ててつらいです。帝人がダラーズのトップだという事を知って、何回もかけてくる帝人からの電話にさえ出ない正臣。何を考えているのかわからないだけに、ますます張り詰めたような不気味さ、というか、かもし出してくるオーラが恐い。これがあの、寒いギャグを飛ばしていた正臣と、同一人物とは、とても思えないくらいです。だからこそ、正臣の気持ちを想像すればするほど、痛々しくて、見ていられない、そんな切なさで、胸がいっぱいになってしまいます。

「でー、、聞いてなかった ? 俺、小競り合いは禁止だって言ったよな」
言ったよなぁ~
これ、、この、マモのこういう言い方。マモボイスって、もともとが暖かくって甘いだけに、こういう言い回しになると、それこそ、恐怖心を、何倍にもして刺激してくるような、そんな迫力と不気味な恐さを感じさせてくるんですよね。この、優しさと、それとは全く真逆な恐ろしさを、同時に聞かせてくる時の、マモボイスの破壊力は、すごいなっていつも思います。そういう事が出来てしまうマモのお芝居だからこそ、見れば見るほど、知れば知るほど、どんどん惹きつけられてしまうんですよね。

「おめぇら、本当になんも覚えてねぇのかっ ? ?
う~~~ん、、まさか、催眠術 ? 」
「眠くなるってか ? 」
はっ ? ?
こういう口調の中に、何事もなかった仲良し3人組だった頃を彷彿とさせる正臣の片鱗を感じさせてきて、今となっては、それが逆に切なさを倍増させてきて、悲しい気持ちでいっぱいになってしまいます。

「いや、、、ありえねぇ、、、ありえねぇよ」
そして、驚愕の疑惑、、帝人に続いて、杏里まで、、、
普通は、種明かしが進んで、バラバラだった出来事が1つに繋がっていく時って、見てる側は爽快な気分になる事がほとんどなのに、今回は、真実に近づけば近づくほど、正臣の気持ちが、泥沼に沈んでいくのが、手に取るように伝わってきて、見てて苦しくなるばかりです。

「よせっ ! ! 言った筈だ。小競り合いは禁止だってな」
あまりの衝撃に、爆発しそうになる気持ちと、それを押さえ込もうとする気持ちが、行き場を無くして、言葉の端々からにじみ出てしまうような、そんな言い方。こんなにも、苦しくてやりきれない想いと、正臣自身の、何処に吐き出していいのかわからないイラ立ちのような、そんな感情が入り混じったこの言い方。こういう想いを演じたら、すごいセリフを聴かせてくれるのがわかっているマモだけに、今回は、そのすごすぎる事が、逆に、聞いていてやりきれない想いでいっぱいにさせられます。
こういうセリフが言えちゃうんですよね、宮野真守と言う人は。

「ウソだろ、ウソだよな、、だって、だってよ、あいつは、、杏里は、、、」
帝人、、、そして、、杏里、、、、、
いったい、これからどうなっていくのか、正臣はどう動くのか、、一気に最終回まで見せてくれーって感じです。

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2010年5月30日 (日)

「デュラララ!!」第19・20話のマモ

物語の佳境、最終回に向けて、どんどんドツボにはまる展開になっていく事は仕方がない、と思ってみてはいるのですが、毎回あまりにも切ない展開で、見終わった後、たまらない気持ちになってしまいます。

宮野真守演じる起田正臣、黄巾賊としてみんなを圧倒するヘッドであっても、まだ高校生だからこその危うさ、不安定さみたいなものが、セリフの端々に出ていて、そういう、心や気持ち、感情が微妙に揺れ動く演技、ほんとにすごいです。

次回の副題が「五里霧中」って。それだけで、見るのが恐くなってしまって、いっその事、最終回まで見ないで、終わってから一気にみようかな、なんて、そんな気持ちにさせられます。
私は昔から、コミックでもドラマでも、いい所で「続く」、というのが、精神的にダメなんです。以前「バナナフィッシュ」というコミックの作品があったのですが、第1話を読んで、「こりゃダメだ」と思い、それから9年くらい、連載が終わるまで、単行本は買うのですが、全く読まずにいて、最終巻が出てから、一気に読んだんですよね。じらされるのが精神的にダメで、気持ち引きずっちゃうのです。って、そんな事はどうでもいいのですが、今回も、なんかその時の気持ちに似ていて、楽しみに見てはいるんだけど、、、かなり、きつい、、、、

正臣が、切り裂き魔の事件を過去の出来事と重ね合わせ、今度こそ過去と同じ過ちを繰り返すまいと、どんどん精神的に追い詰められていくのが、手に取るように伝わってきて、たまらなくなります。
感じるものが多すぎると、逆に文章に出来ないのは、気持ちを自分の中で整理しきれてないってことなのかも。

【第19話】
杏里が退院してきた時の、正臣のギャグが、逆に切なく感じられてしまって、聞いてて悲しい気持ちになっちゃいます。
「杏里って、エロかわいいよね」
と、お花を飛ばしながら言う正臣。こんな展開中でなければ、飛んでるお花が良く似合う正臣なのに、今はそれすらも悲しい。

「杏里、それ、どうして、、、」
「くっ ! !」
ただの驚きではない、複雑な感情の入り混じった動揺が手に取るように伝わってくる。そして、「切り裂き魔にやられた」という杏里のウソが、(まぁ、ある意味ウソではないんだけど) 正臣を過去に引きずり戻そうとしている。なんとも皮肉な展開で、こういうのって、ほんとに見てて辛いです。(マモの「くっ ! !というセリフが、私の大好きなか行だったから、ますますそう感じたって事はありません、、ないはず、、、多分、、、)

「動くぞっ ! ! 」
黄巾賊を統べるマモ正臣は、ほんとにかっこいいです。鋭い観察力、無意識に人を従わせてしまう貫禄、こういう、何気に心に響く重い一言、言えちゃうんですよね、マモって。

「なぁ、デュラハンって知ってっか ? 」
「これから死ぬヤツの家を訪れる、首無しの騎士なんだってよ」
「まぁ、死神みたいなもんだ」
まるで、独り言のように、サラッと言ってるのに、その言葉から、不気味な予感みたいな恐怖を感じさせてきて、聞いててゾクッとしてまう。マモの甘いボイスと、その中にこめてくる想いが、そう感じさせてくるんだろうな。

「確かに蒼くない、まっ、黄色くもないけどな」
首をかしげて空を仰いで言う、自虐めいたこういう一言が、胸に刺さってきます。

【第20話】
正臣とドタチンとの会話、対等な話しをしながらも、追い詰められて不安定なマモ正臣とドタチンは、まさしく大人と子供の会話って感じで、そうか、正臣はまだ高校生だったんだよねー、なんて、今更ながら実感してしまいました。追い詰められて、切り裂き魔はダラーズの中にいるという、一つの考えに捕らわれている正臣は、その事実に必死にすがろうとしている風にも見える。でも、自分の為に黄巾賊を利用しているという自覚はある訳だから、、、
そういう状態になってしまうくらい、正臣は必死すぎて、見てるのが苦しくなってきます。

「美味いッスね、これ」
店長の「情けは人の為ならず」という言葉に、緊迫した心をフッと緩め、寿司の味に注意を向けるマモ正臣。聴いてるだけで、こういう感覚を感じるのは、優しさのあるマモボイスだからこそなんだろうな。

そして、たどり着いたのは、折原臨也。

臨也の「お帰り」が、「計画通り」に聞こえる。。。

「帝人君は元気か ? 」と訊かれ、ほとんど反射的に返した、マモ正臣の「はっ ? ! ? !」という驚きの声。この因縁劇に、1番遠く、1番無関係な所にいると思っている「帝人」という名前が、これまた1番無縁だと思っていた臨也の口から出たという衝撃。いや、衝撃と唖然と驚きと、、、、なんとも複雑な想いがこめられた正臣の一言が、やっぱりすごい。

「だから、あいつには関係ない話しだから、、、」
この、怒りというか、苛立つ感情を自分の中に押さえ込むような、こういう言い方、そういう所に危うい若さを感じさせてくるマモ正臣。そんな微妙な演技を見せてくれる、マモのお芝居がほんとに大好きです。
「関係あるとしたら ? 」
「んっ ? はぁ ? ?」
「もうわかってるくせに。ダラーズのボスは、君の大事な大親友、竜ヶ峰帝人君さ」
ここのやりとりは、何回見ても、何回聴いても、ゾクゾクします。臨也の計画通りな物言い、事実に愕然とする正臣。ここでまた、臨也が事実をはぐらかしたり、誤魔化したりしてたら、私の精神状態、もたなかったかも。

帝人や杏里といても、以前のようなテンションでギャグを言うこともなくなってしまった正臣が、見てて切なすぎる。
「その時は、俺も腹をくくる」
多分、法螺田達は、正臣に腹をくくらせる為に、滝口をリンチにしたんだろうな。そして、実際に黄巾賊が暴走してしまい、帝人がダラーズのボスだと知って、正臣は何を想い、どう動いていくんだろうか。

それにしても、こうまでして人を思い通りに動かして、臨也の真意、目的ってなんなんだろう。ただ単に、自分の組み立てた心理どおりに人が動くかという興味と実験?

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2010年5月22日 (土)

「デュラララ!!」第18話のマモ

見終わった後、どうしようもなく切なくて、胸が圧迫されてるみたいに苦しくて、たまらない気持ちでいっぱいになってました。
いつものハイテンションな正臣が、こんなにも重くて悲惨な過去を背負ってたとは。まるで想像できてなかったので、放送が終わった後も、心が茫然としちゃって、しばらく動けませんでした。
宮野真守演じる紀田正臣、、、、今回のような、マモのこういう演技は、私にとっては犯罪です。
正臣が、過去に何かあったんだろうな、とは思っていたけど、まさか折原臨也と、ああいう絡みがあっとたは。唖然としてしまいました。
沙樹が正臣に近づいたのも、ああいう結末になったのも、ある意味、臨也の描いたシナリオ通りで、臨也の人間観察のひとつだったのかなって考えると、、、、臨也って、ほんとに恐い。沙樹は、臨也に死ねと言われたら死ぬって言ってたくらいだから、沙樹にとっては、ああいう展開も、臨也から事前に言われてて、承知していた事だったのかも。
「正臣は戻ってくるよ」
そう言い切る沙樹も恐い、、、、

正臣の過去に、あんな事があり、それを心の中で引きずっているという事を知ってしまうと、帝人と杏里といる時の、あの、ハイテンションな正臣が、なんだかすごく、とって付けた様に見えてしまいます。それでも、正臣が沙樹に会い行く決心が出来たのは、帝人と杏里のおかげなんだろうなって思うと、そして、だからこそ、杏里の為に、絶対に戻るまいと誓っていた黄巾族に戻ることになったんだなって思うと、、、、、たまらなく切なくなってしまいます。

沙樹の事が今でも好きなのか、ただ単に、恐怖に足がすくんで助けに行けなかった罪悪感に縛られ、その自責の念に捕らわれているだけなのか、正臣の気持ちを考えると、なんとも言えない気持ちになります。

沙樹が病院へ運ばれて臨也が訪ねて来た時に言った「臨也、、さん、、」「どういう意味ッスか」というセリフ。こういう、複雑な想いの絡んだ、心をしめつけてくるような言い方、なんかもう、たまりません。

「恨むのは只だし、俺には被害がない。」
「まさに一石二鳥、一夫多妻だからな」
前までなら笑って聞いていられた寒いギャグも、逆に、切なくなってしまいます。それでも、
「じゃあ、また明日な゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーー
こういうセリフで笑えてしまうのは、マモだからなんですよね。(うぅ、切ない)

エスパー伊東のくだりでの、マモのアドリブ「はいぃ~」。ほんとに何度聞いてもすごい。なんでああいう言い方ができちゃうんだろ。本来のセリフを早目に喋って、わざわざアドリブを入れる間を作る、、、、これだけ聞いてもすごいと思うのに、ああいう言い方をしてくるとは、、、、イベントでも、みんな絶賛してたのもうなづけます。
神谷さんだったかな、、「あの時の正臣の、両手広げての動きも、「はいぃ~」にピッタリだったよね」と言ってたの。

「ヤツへの、狂信的な態度をやめたらぁ~、好きになってもいいかな」
なんでもないセリフを、どうしてこんな風に言えるのか、マモの、予期できない切り返しには、いまだにドカンとやられてしまいます。

黄巾賊がブルースクエアにやられまくってたのも、裏で臨也が動いていたのかも。そして、正臣が自分から臨也の所にくるように、沙樹を使って仕向けたのかも。全ては臨也の計画通りって気がしてくる。

ブルースクエアから脅迫の電話がかかってきてからの、マモ正臣の、息呑むセリフの数々。こんなシーンでこんなこと言うのはひんしゅくですが、くぅーーっ、たまりません。好き過ぎです、私。

「俺は非力な、ただの中学生だった」
恐怖に足がすくんで、動けなくなる正臣。沙樹がさらわれるというたった一つの現実が、正臣を正気に戻す。現実の中の自分は、小さく非力な存在にすぎないのに、あまりにも大きな危険な世界に足を踏み入れ、そして、思い上がっていた自分を知る。
ここのマモ正臣はもう、最高でした。過去の出来事として淡々と事実を語る正臣のセリフと、過去の時間で、切羽詰った緊迫感の中で、リアルに動く正臣のセリフがかぶさることで、なんとも言えない空気を生み出してきてて、知らず知らずのうちに、息を止めて、魂をギュッと握り締められてるような、そんな苦しい気持ちでいっぱいになってました。

「そんな事、いつ俺が頼んだっ ! !」
「わかってるんだろ、俺は、、俺は逃げたんだ」
「足がすくんで動けなかったんだ」
「俺に、そんな彼女をだませって言うのかよっ ! ! 」
ドタチンとのやり取り、マモの演技が、ものの見事に作画を超えちゃってましたね。込めてくる想い、感情、それをセリフに乗せて一気に吐き出し、ぶつけてくるマモ正臣のセリフ。絵を見ちゃうと、違和感を感じてしまうくらい、マモ正臣のセリフは切なくて、激しくて、直球でした。
時々あるんですよね。マモの感情のこもった演技が、作画を超えてしまう事が。そんなマモのお芝居だから、好きにならずにはいられないのです。

「寂しかったんだ」
このセリフ聞いた時、思わず泣きそうになっちゃいました。こういうセリフを、優しいマモボイスで、加えて、切なさ込めて言われたら、それはもう、私には犯罪なのです。マモにしか言えない、マモボイスでしか聞けない、そんな優しく切ないセリフ。しかも、それを言っているのが正臣という、、、
しかぁ~し、次に映ったチャット、
正臣「俺を待ってるかわいい女の子がたくさんいるはずだしな」
帝人「待ってはないと思うよ」
この「寂しかったんだ」というセリフにかぶせて、このギャグチャットかいっ ! ! と、思わず突っ込んでしまった私です。

正臣・帝人・杏里、それぞれが肝心の事を言えずにいる事が、こんな風に状況を複雑なものにしていく。なんか見てて、ほんとにつらいです。

それにしても、臨也が、過去こそが確かなもので、過去は神になる、というのとは逆に、ドタチンは、過去からは逃げてもいい、だけど、今と明日からは逃げるなという、全く真逆の考え方の対比が、何故か興味深かったです。

ということで、続きはもう、今日ですねー。

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2010年5月15日 (土)

「デュラララ!!」第17話のマモ

見終わった後、なんだかたまらなく切ない気持ちになってしまいました。正臣・帝人・杏里、それぞれが今の自分達の心地よい関係を守る為に、それぞれ裏の顔 (これしか表現が見つからない) の世界で行動を起こしていこうとする。お互いが、その心地よい関係を大事にする為に良かれと思ってやっている事が、逆に仇になっていってしまう。大事に守ろうとする行動が、逆に、関係を壊していきそうな流れになっていく。こういうのって、見ていてたまらなく切なくなります。

そして、宮野真守演じる起田正臣。
それまでの雰囲気を一気にひっくり返してしまうくらの、恐いまでの存在感がすごかったです。

「俺を、引き戻さないでくれ」
まるで、暗闇の意識の中で、朦朧とした無気力感を感じさせるかのように、うつろに聞かせてきたこのセリフ。それなのに、聞いていると何処か心が悲しくなるような切なさを感じさせてくる、そんな、正臣の心のセリフがたまりません。

「あぁ、いいっていいって」
「今の俺は、将軍なんてもんじゃねぇ」
投げやりのような言い方で聞かせつつも、何処か皆をだまらせてしまうような迫力と重さを感じさせる将軍としてのセリフ。

「ただの平民、、、つうか、」 (将軍)
「ただの高校生」 (正臣)
「ただの高校生でいたかったんだぁ」 (将軍)
こんな風に、帝人の友人としての正臣の想いと、切り裂き魔許すまじ、として立ち上がった将軍としての想いを、微妙に交錯させて聞かせてくるマモの言い方、何回聞いてもすごいって思ってしまいます。

「それを、ぶっ壊しやがって」 (正臣の怒り)
「許せねぇ、杏里に手を出したのは、ほんとに許せねぇ」 (正臣の怒り)
「たとえ何人いようが、切り裂き魔は絶対に潰す」 (将軍としての怒り)
少しずつ、そして、段々と、怒り、憤りの感情を込めていって、それを

「俺を引き戻しやがって」
「畜生、、、畜生っ ! !
歯を食いしばりながら、まるで、呻き声のように、身体の中から搾り出すようにして発した、2度目の「畜生っ ! !」というセリフを聞いた時は、まじ、鳥肌が立ちました。切ない想いを込めて、吐き出し、ぶつけてきた憤りの感情。一体何に対しての怒りの感情なのか、杏里を傷つけた切り裂き魔に対してなのか、自分を引き戻した仲間に対してなのか、もう戻らないと自分に誓ったのに、その誓いをやぶった自分自身に対してなのか、、、

少しずつ、段々と気持ちを高ぶらせ、最後には、その想いを一気に爆発させてくる、そんな一言を聞かせてくれたマモ正臣。こういう想いの変化や流れを感じさせるマモのお芝居は、今に始まった事ではないんだけど、今回のこの最後の一言で、私は一気に魂持っていかれてしまいました。こういう感動は、何回味わっても慣れません。

続きが楽しみです。って、、、もう今日か。

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2010年4月29日 (木)

「デュラララ!!」第14話のマモ

なんか、バタバタしているうちに、すっかり1週遅れの感想になってしまいました。
「デュラララ!!」って、なんか謎めいたような複線がいっぱいちりばめられているので、1回や2回見ただけだと、なかなか感想書けなくって、、、、理解能力落ちてるなぁって、最近しみじみ感じます。
そして、宮野真守演じる正臣は、一言一言が奇抜で、まるでジェットコースターのような、抑揚の中に、本音や皮肉、そして、冗談なのか本気なのかわからないような、心のヒダみたいな、そんな気持ちを乗せてくるもんだから、見終わった後は、心がノックアウト状態になってます。

まーたセクハラっすかー」
「いけないなぁ、せんせー」
「杏里も、ニエカワ先輩みたいに、転校しちゃいますよぉー
「確か担任だったんですよねぇー
調子に乗ったような軽い喋りの中に、皮肉めいた本音をバンバン入れてくる。口調はおちゃらけているのに、肝心の一言一言で、相手の痛い所をズバズバ切り込んで行くマモ正臣の言い方。どうしてこういうテンポの口調の中に、こんなにもいろんな気持ちを織り込んでくるような言い方が出来ちゃうんだろ。

「はーい、名前だけー
「下校しまぁーす
別に、直接的に先生を責めている訳ではないのに、相手が何一つ言葉を返す事の出来ない状況を作り出してしまう正臣。そして、「下校しまーす」という、生徒なら、当然とって当たり前の行動で、杏里を先生から引き離してしまう正臣。
臨也や静雄の恐さが、直球で投げてくる恐さなら、正臣のそれは、目に見えない魔球みたいな恐さ、、というか、不気味さすら感じてしまう恐さかも。

「あのさ、杏里」
マモ正臣のこのセリフを聞いた時は、何故かドキッとしてしまいました。
それまでのカモフラージュ的な喋りから、いきなりマジな直球がきたって感じで、えっ ? ! って感じでした。そして何よりも驚いたのは、マモ正臣のこの言い方に、杏里に対する距離感みたいなものがほとんどなくなってて、常に一緒にいる友人みたいな親しさを感じさせてきたことでした。
「帝人、まだ、告白とかしてないでしょお
言っている事はかなり直接的なのに、杏里が答えやすいように、こういう言い方をしてくる正臣。そして、こういう内容の事を、躊躇なく、ズバッと訊けるまでになった2人の距離感が、なんか微笑ましくて、いい感じです。そして、こういう訊き方をする正臣の言葉を聞いていると、なんかほんとに、正臣の優しさや、相手の気持ちを思いやる暖かさみたいなものが感じられてきて、過去に何かありそうな正臣だけに、なんだか切なくなってしまいます。なんでそんな風に感じるのか、自分でも不明なんですけどね。

杏里の「竜ヶ峰くんは、いい友達だから・・・」という言葉に対して、何もかもわかっているかのように笑う、マモ正臣のあの笑い方、杏里と正臣のいい感じの微妙な距離感が、なんだか、すごく心に染みてきます。

「ほうら、いくじなしの登場だ ! !」
このセリフは反則でした。マモボイスで、いきなり、こういうマジで、包容力を感じさせるあったかい言い方されたら、なんかもう、心がフルフルきちゃいます。正臣が、帝人をどれだけ大事に思っているか、このセリフから、これでもかというくらい伝わってきて、たまらない気持ちにさせられます。

「待ちすぎて、化石になるかと思ったぜ」
「ルート、、ルートって何 ?
さっきの感動のセリフの後に、このギャグ。
やっぱり、マモ演じる正臣は、最高です ☆☆☆

そして、今まではUターンして帰る正臣が、意を決したように病室を訪ねた最後のあのシーン、、、理由とかは全然わからないけど、病室を訪ねる勇気が持てたのは、2人の存在が大きかったのかな、なんて、そんな事を思わせるくらい、3人でいる事の自然な関係を、すごく感じた回でした。

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2010年4月14日 (水)

「デュラララ!!」第13話のマモ

何度聴いても、何回聴いても、マモ正臣のぶっ飛んだセリフ回しには爆笑します。例えば、イチローが新記録を樹立する瞬間、ニュースとかで映されるシーンは同じものなのに、何度見ても感動できて、何度でもみたくなる、そんな感じに似てるかも。

ストーリーは、予想も出来ない展開で進んでいるのに、正臣・帝人・杏里の3人組の時間軸は、相変わらずほのぼのしてて、マモ正臣と帝人の、ボケと突っ込みのやりとりにホッコリします。て言うより、あえて正臣が、自分の寒いボケに、帝人を突っ込ませることで、杏里に帝人の気持ちをわからせているように聞こえてくるんですけどね。

「我らチーム男子の宿命だろっ ! !」
「俺の勝ちっ ! !」
いきなりきましたもんね、予想の出来ない、こういう語尾の言い方。台本で、このセリフを読んで、何処をどう解釈すると、こういう言い方が出てくるのか、、、宮野真守と言う人の、予想が全然出来ない、こういう感性というか、感覚、もう楽しすぎて、大好きです。

そして、第5話の時もそうだったけど、セクハラ教師から、さり気に杏里をかばう正臣の観察力にも、時々ハッとさせられます。

それにしてもこの作品、ナレーションの後ろで会話が交わされるというシーンが多いのですが、これって、なんか、時々、もどかしいというかなんというか、、、痒い所に手が届かない時のような感じになってしまう私です。あえてこういうスタイルにしているのはわかっているんですけど、セリフが、聞こえているのに聞き取れないって、結構精神的にきつかったりします。気づくと、テレビのスピーカーにへばりついてる自分が居たりして、、、、
せっかく喋ってるのに、もったいないなぁ、と、ついつい思ってしまうんですよね。こんな風に思うのって、私だけなのかな。

「杏里の良い所を言いっこしよう。まず俺、エロいとこっ ! !」
だから、なんでいきなり、こういう切り返しで言えるの ? ? って感じです。

「杏里のいい所なんてねーよー、フッフーッ、ってか」
「そんな事言ってないじゃん」
「じゃあ、言え、すぐ言え、さっさと言え」
「時間切れー」
「エロさを証明するためにナンパに行こう」
「何その理屈」
なんか、すごく自然で、普通っぽいやりとり、正臣と帝人の仲の良さみたいなものが、すごく伝わってきて、何回聞いてもほこほこします。
2人の間にいる杏里が、ほとんど会話に入ってこないのに、その杏里の話題で2人の会話が進んでいくという、なんとも奇妙なシチュエーションも、なんかいい感じです。

「俺って憎い男だぜぃ」
帝人と杏里が自分を追ってこないだろうと予想して、「ナンパに行こう、レッツラ、ドーン」と言って駆け出す正臣。
本来のマモボイスが持つ、あったかくて優しい感じに、そこに帝人の気持ちを察知して思いやる気持ちを乗せてくるんだから、なんかもう、無敵です。

「だから言ってるだろ、俺はもう、関係ねぇ」
何か思うところがあるような、含みのある言い方。今までにも時々見せていた、正臣が持つ、もう1つの顔 ?
寒いギャグを帝人と交わしている正臣ボイスも好きだけど、だからこそ、いきなりこういう深刻なボイスでこられると、なんかゾクゾクするんだけど、不安感も煽られるという。その辺のところは、これから明かされていくのかな。

「戻る気はねぇんだよ、こっち側にはな」
「こっち側」、、、、、、正臣から見て、「こっち側」って、、、
普通、自分の居る所を「こっち側」って言いますよね。もし正臣が、自分はもうそこから抜け出した人間だというなら、「そっち側にはな」って言うのが普通だと思うんだけど。
うぅ~、なんか気になります。

それにしても、チャットも、ハンドルネームと中の人がリンクされてて、なんか新鮮でした。
そして、私が1番大爆笑してしまったのは、ひろCの「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
臨也が、、、臨也がぁ、、、、、(o_ _)ノ彡☆バンバン
顔文字に声を乗せると、こんなにもおかしくなるとは思わなかったです。神谷っち、上手すぎる。。。。。

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2010年3月19日 (金)

「デュラララ!!」第10話のマモ

えっ ? ? えっ ? ! ! エェーーーーーーーッ ! ! !
何、この展開。何、何、何 ! !
第1話から、謎めいた展開が続き、そんな展開にもやっと慣れてきたと思ったら、いきなりの予期しない急展開に、EDが流れ始めても、しばらく茫然自失状態でした。

そして、今回の、宮野真守演じる紀田正臣、ほんとに良く動き、良く喋る。っていうか、まるでジェットコースターのように、上から下へ、下から左右へと、抑揚を効かせたセリフ廻し。聴いてるだけで息切れしてしまいそうになりました。
光秀と正臣、、、、、本当に同じ人物から発されているセリフなのかと思ってしまいます。頭が切り替わりません。

「ほほぉ~」から「ベタとベターをかけてるのに気づいた ? 」
息もつかせず、こんなにも寒い妄想を、一気に喋りまくるマモ正臣。なんかもう、私自身、正臣としての言葉を聴いているのか、マモのセリフとして聴いているのか、わからなくなってしまうくらい、マモのこの喋りと正臣のシンクロ率は、限りなく100パーセントに近い気がします。何より、マモの十八番ですよね、こういうテンポとノリの喋り方は。なんか自分、聴いていると、マモの流暢に紡がれていく言葉の波に、呑まれ、翻弄されているような感覚になります。マモの紡ぐ言葉の力って、ほんとにすごいなぁ、、、

「今こいつは、美女と暮らしてるって訳よんっ♪」
あいつ、雰囲気がダラーズっぽくね ? 」
いったい、何処からこんな言い回しが浮かんでくるのか、、、、
「で、今から確かめに行く」
この、コロコロ変わるセリフの抑揚には、ただただ唖然とさせられます。

「まっかせときなって、考えがある。」
直接訊いても答えてくれないだろう、と言う帝人に、「考えがある」と言っておきながら、出てきた言葉は「あなたはダラーズですかぁ ? ? 」
もう、大爆笑しました。内容も内容だけど、この、あっけらかんとしたマモの直球が最高です。こういうストレートさが、正臣のかわいい魅力だなって思います。

そんな正臣が、カラーギャングの話題が出ると見せる深刻な雰囲気。以前に正臣が言っていた「あっちの(裏の)世界」に関係があるのかな。
まだまだ謎がいっぱいで、見えたと思ったらまた次の謎が・・・
次の放送が、ほんとに楽しみです。

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