カテゴリー「「五星大飯店~Five Star Hotel~」のマモ」の19件の記事

2009年4月 4日 (土)

「五星大飯店」最終話のマモ

見事バトラー試験に合格したユーロンは、全国接客コンテストに、万乗ホテル代表として出場するメンバーに選ばれます。

よし、じゃサインを」
「あの方は、少し気難しいので、お待たせしないように」
きびきびと指図するマモユーロンの、ちょっと低めのボイスは、ほんとに、自信と頼もしさを感じさせてきます。

ユエと喋るマモユーロンは、ほんとに肉親と喋っているような優しさと、打ち解けた柔らかさと親しみを感じさせてきて、聴いているだけで、心が和みます。

「もちろんさ、ためらう理由なんてないよ」
「心が決まってないの ? ?
ボストンへの研修を勧められているユエは、ユーロンと離れる決心が出来ず、行く事をためらっているのですが、ユーロンは行くべきだと即答。優しさ全開のマモボイスで、ユエにとっては残酷な言葉を、こんな風にあったかいボイスで即答されると、なんか、ユエに同情したくなってしまいます。
次に担当するVIPって、あのお嬢様じゃないのか、とユエに訊かれ、一瞬躊躇したように「・・違うよ」と、苦虫を噛み潰したような言い方で答えるマモユーロン。こういう言い方で切り返せるマモのお芝居、ほんとにドキッとします。

「失った物は、もう戻らない
「約束を破ったことで、信頼を失ってしまった
苦しそうに、辛そうにそういうマモユーロンの言葉が、聴いてて切ないです。

コンテストでユーロンは、恋人の為に自分の命を犠牲にした男の話しをするのですが、マモボイスで語られたその話しは、なんかほんとに自分がその話しを聴かされているかのような錯覚に陥ってしまうくらい、ユーロンが、その話しで伝えようとする、真っ直ぐで、誠実な想いがそのまま伝わってきて、涙が出そうになってしまいました。
宮野真守という人の発するセリフには、お芝居とは思えないような、説得力があるんですよね。それが、マモがセリフに込めてくる、想いの凄さなんだって、感じる度にいつも思います。

そして、ユーロンは、見事予選で優勝。銀海地区の代表として、全国大会への出場を手に入れます。優勝者への花束を持ってきたのは、なんと、今は成功してスターになったトウトウでした。

ここからのマモユーロンのお芝居は、圧巻でした。トウトウからの質問に答える形を取りながら、その言葉に込めてくる気持ちは、トウトウへの想いに溢れていて、

「幸せは、真実を貫きながら、自分の力で掴みたい」
「真実こそ、僕の信念です」
一言一言かみ締めるように、トウトウに想いが届けと言わんばかりに、力強く、しっかりとそう告げるマモユーロン。切ないまでの想いに溢れていて、聴いているだけで、胸が苦しくなってきます。
「偽りの幸せは、美しくても、所詮偽りです」
「どんなに平凡だとしても、真の幸せを、僕は追い求めます」
キムとの事を偽りの幸せに置き換え、トウトウへの愛を、真の幸せに置き換え、そう答えるマモユーロン。口にする言葉と、心の中の想いの同時進行を、こんな風に見事に聴かせて来るマモのセリフの凄さに、ただただ唖然、そして感動。
「まだ理想 (トウトウ) を、追い求めています」
震える声で、溢れる想いのありったけを込めて、そうトウトウに答えるマモユーロン。

授賞式の後、必死にトウトウの姿を探し、エレベーターに乗り込むトウトウの姿を見つけ、閉まる扉をこじ開け、ありったけの想いでトウトウを抱きしめるユーロン。そして、トウトウも、そんなユーロンの想いに答えるのでした。

ユエは、ユーロンへの想いを諦め、ボストンに行く事を決意。アーボンは、いつまでもトウトウを諦めないとユエに告げます。

ここでいきなりEDに突入してしまって、一瞬まだ続くのかなって思ってしまったのですが、やっぱり今回が最終回でした。まぁ、これまでも、なんか話しの流れが唐突に飛んだりしてたので、やっぱりちゃんと見るならDVDを見るっきゃないって感じでしょうか。

日替わり放送で、なんだかあっと言う間に終わってしまったけど、等身大で、リアルな役のマモボイスで、毎回毎回、何気ないセリフに対しても、異常にドキドキしながら楽しめた、マモ演じるパン・ユーロンでした。
3人の女性から想われるという、恋愛ものというのも新鮮で、おかげで、溶けちゃいそうな位甘々のマモボイスも聴けて、最高でした。いやぁ~、トウトウとの、あのベタな甘々なやり取りは、これから、そう無いかもって思うと貴重すぎです。
もちろん、マモ演じる、お金のせいでがんじがらめになっていくユーロンの苦悩は、見ていて苦しくなるくらい見事だったし、バトラーとして、段々と自信とカンロクを身に付けていく成長を見るのも楽しかった。
ホラーテイストで描かれている企業の陰謀や、ホテル業の裏側みたいなものも見れて、作品としても、なかなか興味深いものがありました。

でも、何より、等身大の、柔らかくて、あったかくて、優しくて、甘いマモボイスで、普通のセリフを喋る役が聴けて、最高でした。こういうトーンや喋りの役が、また見てみたいです。
いつも、一つの役を生きる度に、いろんな感動を残してくれるマモに、本当に、心から感謝です。

| | コメント (0)

2009年4月 2日 (木)

「五星大飯店」第29話のマモ

ユーロンは、どうしてもホテルで働く事を諦めきれず、万乗ホテルへ戻る決心をします。懐かしい想いを抱えて、銀海のアパートへと足を向けたユーロンは、そこで、杖をついたヤン・ユエと再会します。

「ありがとうございます。もう1度此処で、夢を叶えるチャンスを与えてくださって」
今までの鬱々とした喋り方から、何かが吹っ切れたような、晴れ晴れとした声で、総支配人にそう告げるユーロン。
なんと、万乗ホテルは、観察処分として、ランドリー部で1年間働く事を条件に、復帰を許されます。

「どうして此処に戻ってきたんだい ? 」
今までとは別人のような、明るい口調で、ヤン・ユエにそう訊くマモユーロン。ほんとに、マモユーロンの、生気が戻ってきたみたいな、はつらつとした言い方を聴いていると、今までが今までだっただけに、なんか嬉しくて涙が出そうになってしまいます。一から再出発しようとするユーロンの気持ちが、そのまま伝わってくるような、そんな一言でした。

「事務所で雇ってもらえなかった時は、どうするつもりだったの ?
いきなり来ました ! ! マモユーロンの、甘さ爆発の優しいボイス。いきなり来たあまりの破壊力に、聴いた瞬間、思わず椅子から落ちそうになってしまいました。
「どうして銀海なの ? 」「なんで北京を出てきたの ? 」
どうしてこんなに優しくて、甘くて、あったかいボイスなんだー。単なる普通の言葉なのに、どうしてこんなに、聴いててドキドキするんだー。等身大で聴く、優しい想いのこもったマモボイスは、ほんとにやばいです。

ここから再出発して前に進もうとするユーロンとは逆に、過去の思い出の中に生きようとするヤン・ユエ。ユーロンが、トウトウから貰った手首のサポーターをずっと着けているのを見て、ケガをしているのかと訊くユエ。それに対し、「あっ・・だいぶ前にね」と、一瞬、何て答えようかと躊躇して言う、「あっ・・・」という言い方が、ほんとに切なくて切なくて、、、こういう、いろんな想いが伝わってくる言い方が出来るマモの一言が、たまらなく好きです。

「うん、何 ? 何かある ? 」
普通のセリフなのに、単なる普通のセリフなのに、この破壊力は、一体何なんだー ! ! 何でこんなに破壊されてるのか、自分でも理解不能です。

雨の中、ユエを迎えに行くユーロン。雨宿りをしながらユエは、「もう、貸し借りはなし。自分の事は妹と思ってほしい。おばあちゃんになっても会いに来てくれて、今夜一緒に雨宿りした事をずーっと覚えていてほしい」と言います。それに対し、「忘れたくない」と、ユエの気持ちを知ってか知らずか、そう答えるユーロン。こういう優しさって、ある意味罪なんだろうけど、マモボイスで柔らかく包まれてしまうと、なんか、、ね。ユエが思わず雨の中に飛び出してしまった気持ちがわかります。切ない・・・

「そんな風に思う必要ないっ ! 」
バレンタインの夜、自分の姿を隠してしまいたいと泣くユエに、強い口調で、そう言うマモユーロン。
「ほらっ、摑まって」
「1日1日の、全てが君の時間なんだ」
「毎日前を向いて、真剣に生きていこう」
「もう少し」「ほら、頑張って」
ユエを車椅子から立たせ、手を引いて、一歩一歩歩かせながら、優しく、でも力強く、そう言い聞かせるように言うマモユーロン。思い出の中にとどまろうとするユエを未来に向かせ、自分の足で歩かせる事で、前に進ませようとする、現実と想いの両方で、ユエを励ますマモユーロンの優しく暖かい言葉。聴いているだけで、マモユーロンの、優しい想いが、心の中に流れ込んできて、涙が止まりませんでした。

違う、僕の方こそ君に感謝しなきゃ
「ほんの些細な事から、とても大切な事まで、僕をずっと、支えてくれて、なのにまだ、お礼一つ言ってない
自分の足で立つ事が出来たユエは、ユーロンに感謝の気持ちを伝えるのですが、そんなユエを抱きしめて、逆に謝るユーロン。
こういうセリフは、宮野真守の十八番。マモユーロンからぶつけられてくる、切なくて、暖かくて、優しい想いが、柔らかいマモボイスに乗って、感情を直撃してきます。聴いているだけで、魂が直接揺さぶられて、自然に涙が出てきてしまう。マモが、言葉の一つ一つに、どれだけの想いを込めて、大切に、発しているか、こういうセリフを聴かされると思い知らされます。

仕事場で、仲間達から、バトラー試験について訊かれるのですが、自分は臨時のバトラーだったのでわからないと答えるユーロン。その答え方から、キムのバトラーとして過ごした時間も、今のユーロンにとってはプラスになったんだなー、なんて、そんな事を感じた一言でした。

ユーロンは、真面目な仕事振りが認められて、8ヵ月で観察処分終了となります。そして、ユーロンは、正式にバトラー試験を受けたいと、上司に告げます。

次回で、最終回。

| | コメント (0)

2009年4月 1日 (水)

「五星大飯店」第27・28話のマモ

【第27話】

「この部屋が好きなんです」
「今日が最後かもしれないし、ここで過ごしたいんですが、構いませんか」
キムと一緒に韓国へ行く事を決めたユーロン。ホテルから一緒に出発しようというキムに、思い出のアパートで最後を過ごしたいと告げるマモユーロン。
全ての感情を殺したように、でも、この想いだけは譲らないという、強い意志を感じさせる、微妙なセリフが、やっぱり、マモのお芝居です。

翌日、いつまでたっても迎えに来ないキムを不振に思ったユーロンは、ホテルへと向かいます。ホテルに着くと、キムはもうホテルを発ったと告げられ、部屋の鍵を渡されます。
部屋の前に立ち、思わず「バトラーサービ、、、」と言いかけるユーロン。とまどいと、もうバトラーではないんだという、微妙なユーロンの気持ちを感じさせる一言が好きです。

部屋には、以前トンマネージャーからスパイを強要された時のやり取りが吹き込まれたテープが。全てを悟ったユーロンは、以前キムと過ごしたチベットへと向かいます。けれど、キムはもう山に向かってしまったと告げられます。

「こう伝えてください。言い訳するつもりはない。ただ、謝りたいんです。」
「もしもまだ信じてくれているなら、僕の謝罪を聞いてほしいと」
「僕の懺悔を」
潔く、真っ直ぐに、そう告げるマモユーロンが、逆に切なくて、ほんとに切なくて、、こういう時の、マモの優しくてあったかいボイスは、ほんとに犯罪的に胸にしみてきます。

そんなマモユーロンの言葉を、キムは小屋の影で、泣きながら聞いていたのでした。

【第28話】

アパートに戻ったユーロンを待ち構えていたのは、スパイ容疑でユーロンを逮捕しに来た警察の面々でした。手錠を掛けられた時のマモの驚きの吐息演技が、もう、最高でした。こういう演技、マモボイスでやられると、私は再起不能です。(ひんしゅく者と言ってやって下さい)

収監時に「職業は ? 」と訊かれ、「・・・・・今は・・無職です」と答えるマモユーロンの言い方は凄かったです。今の自分に対する絶望と失意の気持ちに満ちていて、理想を追ってきたはずの自分なのに、その夢に敗れた不甲斐ない、みじめな自分を認めざるおえない、そんな、気持ちのこもった言い方。たった一言なのに、そこから感じるマモユーロンの複雑な想いの凄さは、なんかもう、聴いてて切なくてたまりませんでした。

「テープレコーダーを使いたいんですが・・・」
それまでは、訊かれた事に対してしか言葉を発さなかったユーロンですが、トウトウとの約束の音楽を聞く為に、収監人に思わずそう問うユーロン。当然聞き入れられるはずなどないのですが、心の中はトウトウに対する想いでいっぱいの、マモユーロンの咄嗟のこの言葉が、聴いていて、切なくて切なくてたまりませんでした。

判決は、ユーロンは犯罪性が薄いとして、無罪。
全てを失くしてしまった傷心のユーロンは、両親と一緒に実家に帰ります。

今更ですが、なんかもう、ユーロンが宮野真守にしか見えなくなってる私です。

| | コメント (0)

2009年3月31日 (火)

「五星大飯店」第25・26話のマモ

【第25話】

なんと、キムは、ユーロンの母親を銀海病院へと入院させ、治療費も全て払う事に。これでまたさらに、お金によって、がんじがらめになっていくユーロンです。

「僕が勤務中は、バトラーとして、仕事をしている間は、どうか、職務を全うさせて下さい。」
自分の事を「様」付けで呼ぶなと、何回もユーロンに言うキムに対し、真摯にそうキムに伝えるマモユーロンのセリフから、仕事に対するユーロンの真っ直ぐな想いを感じさせてくるのは、さすがマモって感じです。

キムは、用意させた高級料理の数々をユーロンに持たせ、病院にいる母親の元へ持っていくよう言います。贅沢な料理を前にし、「やましいお金に手を出しちゃダメだからね」、そういう母親に対して、一瞬躊躇しながら「・・・うん」と答えるマモユーロンの、苦しげな一言が、胸にきます。一言に想いを込める、、ほんとにマモの発する一言から伝わってくる想いは、なんでこんなに胸を揺さぶってくるのかな。

母親を見舞いながらも、同じ病院に入院しているトウトウが気になるユーロンは、トウトウの病室へと足を向けます。そこに立ちふさがるアーボン。トウトウの入院費が、キムから出ているとは知らないアーボンは、ユーロンに、入院費は別のスポンサーが出してくれることになった。お前はキムと一緒に銀海から出て行けとののしります。その言葉に耐え切れず、アーボンを殴りつけるユーロン。
「僕達は毎晩、同じ時間に、同じ音楽を聞いてるんだっ ! ! いつも心の中では繋がってる。あの約束は、永遠に忘れない」
あまりにも苦しくて、あまりにも切ない、マモユーロンの哀しい絶叫。こういう、想いを吐き出すセリフは、マモの得意とする所なのはわかってるんだけど、こういう感動は慣れません。

そして、その一部始終を、ユーロンが気になってコッソリと病院を訪れていたキムに見られてしまいます。
病院から戻ったユーロンに、母親の病室以外には行ってないのかと訊かれ、「行っていない」「ウソはつかない」と、また、苦しそうにウソを重ねていくマモユーロンの辛い気持ちが、見ていてほんとに切ないです。

【第26話】

ウソをつくユーロンに対し、ついに、大切だという友達の事は、どう思っているのか、単刀直入に訊くキム

「愛してました。心から彼女を愛してました」
本当の事は、真っ直ぐに即答できるユーロンです。だからこそ、お金の為とはいえ、キムに対してウソを重ねるユーロンの気持ちが、マモ演じるユーロンのセリフから、痛いほど伝わってきて、マモユーロンの発する一言一言が、ほんとに辛いです。
「もう、僕を愛していない」
感情を押し殺して、まるで、自分に言い聞かせているかのように、そういうマモユーロンの言い方が、切なすぎです。

「どういう意味ですっ ! ? 」「結構ですっ ! ! 」
「もうっ、寝ますっ ! ! 」
そんな中、キムを利用して、一緒に利益を得ようと、話しを持ちかけてくるトンマネージャーに対し、嫌悪感も露わに、それでも上司に対し、精一杯の受け答えをするマモユーロンの、悪鬼迫るような凄まじい迫力に、聴きながら唖然としてしまいました。まるで、この世の嫌悪する物全てを詰め込んだかのような、凄い言い方で、普段穏やかなユーロンが、こんなにも怒りを爆発させる事があるのかと、なんか、ユーロンのあらたな一面を見せてくれたような、そんなシーンでした。等身大のセリフだけに、なんだか凄くリアルに感じてしまったというのもあるかも。

「僕を許してください」
「これからまた、頑張って働くよ。お金が出来たら送るから」
「あの人に頼りたくないんだ」
「親孝行できなくて、ほんとにごめん
再び入院中の母親の元に訪れ、泣いて土下座しながら、この病院を出てほしいと言うマモユーロン。額を床にこすりつけんばかりにして、鼻をすすりながら、泣きながらそう訴えるマモユーロン。マモボイスでこんなお芝居されたら、マモボイスで、こんなにも情感ほとばしってくるセリフを言われたら、ただ、もう、号泣しかできません。マモユーロンの、今までこらえてきた気持ちの全てを吐き出すような泣き声が切なすぎて、哀しすぎて、、、ほんとに、ほんとに、マモのお芝居、マモの想いを込めた、こういうお芝居が、大好きです。

ホテルを辞めて、自分と一緒に韓国に行くようにいうキム。お金の為に、それを受け入れるユーロンです。
「まだ夢は捨てていない、いつか自由になったら、必ずまた帰ってくる」
真っ直ぐに、総支配人に、そう告げるマモユーロンの言葉が、まだ現実を諦めていないユーロンの想いを感じさせてきて、なんか涙が出てきてしまいました。

| | コメント (0)

2009年3月25日 (水)

「五星大飯店」第22・23・24話のマモ

ユーロンは、キムに対する接客を認められ、ベストスマイル賞を得、チーフに任命されます。支給された恩賞を、惜しげもなく、ヤンユエに送金するユーロン。

「また電話するよ」
「母さんを頼むね」
暇を見つけて、家に電話をし、家族を気遣うマモユーロンの口調は、限りなく優しくて暖かいです。

「誰っ ! ?」
一瞬、怯えたように発するマモユーロンのこの一言が、なんか好きです。っていうか、単に、キムの部下達が、ユーロンの所在を確認しに、アパートにやってきただけなのですが、雨の降る暗闇の中で、まるで隠れてまちぶせしていたかのような、この演出、ちょっと危ない雰囲気作りすぎです。BGMもホラーめいてて、何故にこんな恐怖心を煽る演出なのかが、よくわかりませぬ。まぁ、その演出のおかげで、マモユーロンの、この一言が聴けたので、いいんですけどね。

キムは、無事に帰国したと聞かされるユーロン。そして、ユーロンは、ヤンユエを見舞いに、再び病院へと赴きます。

「退院 ? ? 」
「あの状態じゃ、とても無理でしょ」
なんの変哲もない、普通のセリフなのに、なんか凄く新鮮に聴こえてしまって、ドキドキするんですけど (笑)
やっぱり、等身大の役から発される、マモボイスでのセリフは、アニメだって同じ吹き替えのはずなのに、全然違って聴こえてくるから不思議です。一言一言が、ほんとに新鮮な響きを感じさせてきます。

ユーロンがアパートに戻ると、そこにはなんと、キムが。そして、キムに抱きつかれた所を、トウトウに見られてしまいます。誤解を解こうとするユーロンでしたが、それを阻止しようとするアーボンと、殴り合いのケンカになってしまいます。

そんな中、肝炎の悪化により、意識不明に陥ってしまうトウトウ。倒れたトウトウの名前を、必死に叫ぶ、マモユーロンの声が、ほんとに切なく胸を打ってきます。
このままでは命が危ない、でも、治療にはお金がかかると、医者から言われてしまいます。(またお金)

今まで、キムに返しそびれていた玉を返しに、キムの部屋へと向かうユーロン。玉を返しにきたユーロンに、2人の間に、感謝の言葉はいらないというキムに対し、
「いいえ、感謝がほしい」
「力になってくれませんか」
そう、搾り出すように言ったマモユーロンのセリフを聴いた時には、思わず泣きそうになってしまいました。
「友達が、、、命にかかわる、、、病気にかかって、助けたいんです」
「いやっ、助けなきゃ、、、とても大事な人だから。」
「どうしても、助けたいんです。」「どうか僕を、助けてください
「なんとしても生きてほしいんですっ ! ! 」
最後には、悲鳴のように訴えるマモユーロン。もうね、こういう、感情や想いを訴えるお芝居をやらせたら、宮野真守は最高なのです。こういう切ない演技をされたら、聴いている方はもう、泣くしかできなくなっちゃうんですよね。
その人は、ユーロンにとって、どんな関係なのかを問うキム。
「どう、答えれば、いいんですか ? 」
ウソをつけないユーロンの、苦しそうに言うこの言葉、聴いているだけで苦しくなります。
「昔からの、、、友達です」「1番の、親友なんです」
そして、トウトウを救う為に、ウソをついてしまうユーロン。こんなに苦しそうに、こんなに辛そうに言われたら、本当の気持ちなんてバレバレだよって、そう思うけど、そこに込められてくるマモユーロンの、真摯で、必死で、激しい想いが切なくて、こんな言い方で言われたら、それ以上は何も言えなくなってしまいます。

キムに、どんな人を求めているのかと訊かれ、「今は、助けてくれる人です」と答えるユーロン。
「彼女は僕を、心から愛してくれました」
「目の前で死ぬのを見ていられません」
「生きていてほしいんです」
「ただ、生きていてくれるだけで、僕は満足なんです」
自分を愛してくれた彼女に報いたいと訴えるユーロンに、自分が彼女を救ったなら、自分の気持ちに報いてくれるかと訊かれ「報います」と、心を決めたように、そう答えるマモユーロンの、想いが、ほんとに重くて切ないです。

なんか、いつの間にか、ユーロンの周りは、治療費が必要な人ばっかりになってて、お金の為に、がんじがらめになっていき、真実を貫けない現実に苦悩するユーロンの想いがたまらなくて、見ていて、気持ちが折れそうです。

| | コメント (2)

2009年3月20日 (金)

「五星大飯店」第21話のマモ

キムとの約束を果たす為、チベットに戻ろうとするユーロンに、トウトウは自分の傍に居てくれる様に言います。

「君だったらそこで、諦めるかい ?
「舞台を投げ出すかな ?
「役目を果たしてから、やめるかな ?
考えてみて
優しく、諭すように、静かに、でも信念こめて語るマモユーロンのセリフがとっても重く聴こえます。そして、語尾はとっても甘いのに、優しさの中に込めてくる、きっぱりとした強さ、こういう言い方が出来る宮野真守のお芝居が、ほんとに好きです。

「ほんとは傍に居たい」
それでも最後に、自分のほんとの気持ちを、トウトウに告げるマモユーロンの言葉が、とっても切ないです。

弁護士達を連れて、チベットで待つキムの元へと駆けつけるユーロン。少しでも早く伝えようと、息を切らしながらキムの傍へ走っていく、マモの息遣いが、とっても優しいです。マモユーロンの息遣い演技は、川の中での喘ぎだったり、森の中で捜索する時の息切れだったり、そんな緊迫感あるものばかりだったけど、今回の息遣いからは、やり遂げた嬉しさや、一刻も早く、キムを安心させたいという想いが伝わってきて、マモユーロンの息遣い聴いてるだけで、胸がいっぱいになって、涙が出てきてしまいました。
ほんとに、マモは、こういう想いを乗せる演技が、そして、それを伝えるお芝居が上手いです。マモが、息遣いすらにも込めてくる想いの演技、ほんとにほんとに大好きです。

無事に役目を果たしたユーロンは、ホテルへと戻ります。自分の頼み事のせいで襲われ、障害の残る身体になってしまったユエを、なんとか援助してほしいと、総支配人に直接話しに行くユーロン。
このシーンのマモは、ほんとにもう、圧巻の一言でした。

社員ではないユエに援助はできない。ましてや、休暇中での事故には、なおさら対応できないと言われてしまいます。
「この1年の間、彼女はこのホテルにいたんですですから・・・
マモユーロンのこの、言葉を聴いた時は、思わず涙がでてしまいました。こういう、優しい、直接胸に訴えかけてくるような言い方、マモなんですよね。
「でも、今の僕には、彼女を救えないんです」
声を震わせながら、泣きながら、感情的になる訳でもなく、こみ上げてくる想いを、必死に伝えようとするマモユーロン。
ここで、マモユーロンが、鼻をすする音が入るのですが、これがもう、あまりにも自然すぎて、とても吹き替えで当ててるとは思えなかったんですよね。これ聴いたとたん、もう、切なさが一気に襲ってきて、涙涙。なんかもう、ユーロンがマモなのか、マモがユーロンなのかわからなくなるくらいでした。
こんな風に、切々と想いを伝え、訴えてくる、こういう演技はもう、マモの本領発揮です。こういう演技を見せ付けられたら、聴いている方は、ただただ、ぶつけられてくるマモユーロンの想いに、胸を揺さぶられ、感動で涙しか出てきません。

そんな、真摯で誠実なユーロンの想いが、総支配人の気持ちを動かし、会社の規則を超えて、考えてみようと言わせます。

| | コメント (0)

2009年3月18日 (水)

「五星大飯店」第19・20話のマモ

なんか、ユーロンの成長と恋を描くというよりは、企業の権力争いと陰謀に巻き込まれていく1人の青年のドラマを見ているような、かなりハラハラしてしまうような、恐い展開になってきています。

【第19話】

チベットの民家で寝泊りする、ユーロンとキム。
水を用意したり、枕が低いと言われ、自分の枕をコッソリ提供したり、少しでもホテルと同じようにとベットメイキングをしたり、あくまでバトラーとして甲斐甲斐しく世話するユーロンが、なんだかとっても健気です。多分、マモの優しいボイスが、そんな風に感じさせてくるんだろうな、なんて思います。あくまでもバトラーとしての一線を守っているマモユーロンです。

さり気に、もう帰ろうと説得を試みるマモユーロンの言い方に、出来ればなんとかOKさせたいという必死さを感じさせてきたのはさすがでした。もちろん、あっさり無視されてしまいましたが、それに対して「では、お休みなさい」という言い方にも、キムに対する扱いに慣れてきた、半分諦めみたいな思いを乗せてきて、聴いていると、ほんとに宮野真守と言う人は、言葉に微妙な気持ちを込めるのが上手いなぁって、あらためて思わされます。

そして、馬らしきものに乗って、掛け声をかけるシーンがあるのですが、その掛け声を聞いた時、思わず朱蒙を思い出してしまったのは私だけ ?

「何処にも行かないで、ここにいてくださいね」
キムの代わりに、国際弁護士に保護を依頼する為に、北京に行く事になったユーロン。キムからお守り代わりにと、雪の玉を渡され、キムに対して言った言葉なのですが、やばいです、甘過ぎです、暖かくて優しすぎるマモユーロンの一言です。
天然入ったユーロン的には、あくまでバトラーとして、そして友人としての自然な気持ちからの言葉なんでしょうけど、このマモボイスで、こんな風に、真摯な想いで言われたら、キムじゃなくてもグラッときちゃいます。
マモにしか絶対に出せない、こういう甘い雰囲気と柔らかい雰囲気は。

【第20話】

北京に着き、無事にキムの依頼を果たすユーロン。待っている間、事務所で見つけた電話で、ちゃっかりトウトウに連絡を入れるユーロンがかわゆいです。

そして、久しぶりに、トウトウと再会するユーロン。
トウトウと話す時の、微妙に砕けた自然な話し方が、やっぱり相手がトウトウだからこその自然体という感じで、なんか、普通っぽいからこそ良いって感じです。話しの最中に、キムから預かった雪の玉を見つけられ、一体誰から貰ったんだと訊くトウトウに、「お客さんから」と答えるマモユーロン。「例の美人のお客さんのこと ?」と、問い詰めるトウトウに対し「そうだけど、、、、美人かなぁ、、、会ったの ? 」と、天然で答えるマモユーロンに、受けてしまいました。確か、自分で美人って言ってたような気が (笑)
マモユーロンのこういう所、なんかマモボイスで言われると、素朴で、裏がなくて、正直さみたいなものが感じられて、ほんとに大好きです。

「僕が、上手く出来るかどうかで、彼女の運命が決まる
何でそんな物を持ってるのかと、ほとんど嫉妬心から尋ねるトウトウに対し、何のてらいもなく、真っ直ぐに真摯に、そう答えるマモユーロン。あぁ、マモは、ユーロンという人物を、そんな風に捉えて生きてるんだなぁって、なんか一つ、マモ演じるユーロン像みたいな物を感じさせてきた一言でした。

なら何で、自分があげたお守りのリストバンドはしていないんだと問い詰められて「それは・・・」と口ごもるユーロン。後ろめたい事は何もないとは言え、さすがに真実を躊躇なく告げる事は出来なかったみたいです。というより、トウトウにかかってきた電話に救われた (?)

ユーロンからの頼みで、トウトウの代わりに遺言状の事を調べていたユエが、ヤオジエの部下に襲われ、昏睡状態におちいってしまいます。

キムのいる病院へと駆けつけてからのマモの演技は、本当に凄かったです。
「僕に出来る事は?」「何て言ったんだっ ? ! 」
一瞬意識を取り戻したユエが、ユーロンに何かを伝えようとします。それを必死に聞き取ろうとするユーロン。ユエを案じる優しい想いと、自分の依頼のせいで、ユエをこんな目に合わせてしまったという罪悪感の想いが、ユエに呼びかけるマモユーロンから、ひしひしと伝わってきて、聴いているだけで泣きそうになってしまいました。医者達に引き離されながら、「ヤンユエッ !」「ヤンユエッ !」「ヤンユエッ !」と、取り乱したように、何回も必死に叫ぶのですが、こういう、切ない感情を吐き出すような、悲痛な演技は、まさしくマモの本領発揮です。聴いているだけで胸が切なく、痛くなってきて、辛くて辛くて仕方がありませんでした。こういうお芝居を見せてくれるマモが、ほんとに大好きです。

「痛むのかい ? 」「傷が痛い ? 」
心配そうに、これでもかと言うくらい優しいいたわりの想いをこめて、ほんとに、なんて暖かい声で語りかけるんでしょうか、マモユーロン。こんなボイスで語りかけられたら、いくら意識が混濁していても、ユエじゃなくたって泣いてしまいそうです。
等身大のマモユーロンから発されてくるから、ますます強烈で破壊力が増すのかもしれません。

なんかほんとにサスペンスな感じになってきてしまいました。警察も動き出し、これからどんな風に展開していくのか、楽しみです。

| | コメント (0)

2009年3月15日 (日)

「五星大飯店」第17・18話のマモ

【第17話】

なんとかホテルと連絡を取ろうとするユーロンに対し、居場所を知られまいとするキム。そして、さらに山に登り夕日が沈むのを見たいと言い出す始末。バトラーとして、キムを説得しようとするマモユーロンの声に、焦燥感とイライラがつのります。

「もう帰りましょう、暗くなってきました」
「日が落ちたら、歩けませんよ
「暗くなったら、どんな獣が出てくるか・・・」
この辺の、心の中では既に切れているのに、言葉はバトラーとしての平静を、まだなんとか保っている、マモユーロンの、微妙な一言一言が、聴いてて上手いです。そして、一言一言重ねて行くうちに、徐々に苛立ちの方が強くなり、怒りの感情に支配されていく、そんなユーロンの不安感と怒りの気持ちの変化を、聴いている方にも、少しずつ感じさせてくるところが、ほんとに凄いです。

「我が侭はもうやめてくださいっ ! ! 」
「僕は、帰りますっ ! ! 」
そして、ついに切れてしまったユーロン。今まで抑えに抑えていた感情を一気に爆発させるマモのこの言い方は、敬語なのに凄い迫力でした。(でも、ボイスが甘いから、言われても、なんか腹が立たない感じ? (笑))

キムを1人おいてきてしまった事を後悔し、必死にキムを探しまわるユーロン。前回は川の中での喘ぎ声の演技が凄かったけど、今回は森の中での草を掻き分けて探す時の喘ぎ声の演技が凄かったです。
荒げる息の中にも、後悔と、無事を祈る必死な気持ちと、何かあったらどうしようという不安な気持ちとが込められていて、なおかつ、何度もキムを呼ぶ、マモユーロンの声から、どんどん膨れ上がってくる後悔と自責の念が、張り裂けるように伝わってきて、最後は、ほとんど悲しい悲鳴に近い感じで、聴いているだけで切なくなってきてしまいました。こういう切ない、感情がほとばしる演技をさせたら、ほんとに宮野真守は最高だなって、いつもいつも思います。大好きです。

キムが共同シャワーを浴びている間、長すぎると文句を言ってくるおばちゃん達に「すみません、女性なので時間が、ケガしてるので、、」と、必死に理由を並べて言い訳しているマモユーロンが、めちゃめちゃかわゆかったです。

キムが、雪を自分に例えて「雪は好き ?」と訊いたり 「心の中を知りたい」とアプローチしてくるも、「僕は、ただ、いつホテルに戻り、安心とサービスを提供できるか考えている」と言って、サラッとかわすユーロン。キムの気持ちが分かってて言っているのか、天然なのか、微妙なところです。

どうでもいい事だけど、布団に入る時の、マモの吐息が甘すぎる。。。
んでもって、翌日、店に朝ごはんを買いに行き、注文するマモユーロンの声が、優しくて甘い。やっぱりマモユーロンの声はやばいです。

【第18話】

キムから、会社の乗っ取りから助けてほしい、そして、バトラーではなく、友人として自分に接してほしいと言われるユーロン。

「友達ですけど、僕にはバトラーとしての仕事があります」
とまどいつつも、それを受け入れるユーロンですが、食事の時には、やっぱりバトラーとして反応してしまうマモユーロンがかわゆくて笑えます。
キムがこぼしたご飯を「大丈夫」と言ってかき集めるマモユーロンの優しい言い方や、素顔のキムが綺麗だと褒めるボイスは、甘すぎてかなりやばいかも。

追っ手が迫る中、そんな事とは露知らず、雪山を見にチベットにくるユーロンとキム。民家の家で、キムに対し、やっぱりユーロンはバトラー職を遂行。キムがボロボロこぼす料理を、会話しながら一生懸命拾うユーロンが最高です。

「生臭くって、とても飲めませんよ」
自家製のバター茶を、キムは美味しいと言って飲めたのに、ユーロンは飲めずにむせてしまいます。むせるユーロンも、なんか微笑ましくてかわいいです。この、むせる演技も、なんか凄く新鮮に感じてしまった私です。
やっぱ、等身大の青年を演じるっていうのは、キャラを演じるのとは、全く違う、凄い強烈な感動があるんだなって、あらためて実感してしまいました。

それにしても、キムを追う黒づくめの男達が、殺し屋に見えるくらい恐いんですけど。

| | コメント (0)

2009年3月11日 (水)

「五星大飯店」第15・16話のマモ

【第15話】

キムに同行し、一緒に旅行に行く事になったユーロン。
ホテルに向かう車の中で、以前キムのせいで傷めた手首を心配されながらも、事実を言わない、マモユーロンの優しい笑い声が、なんか好きです。

「キム様がいると、余計時間が・・・」
食事の後片付けを手伝おうとするキムに対し、サラッと言う皮肉のような言葉も、マモボイスで、天然ユーロンが言うと、嫌味に聞こえない所がマジックです (笑)

ユーロンは、散策の最中に、キムをつけてくる不穏な一行の存在に気づきます。

キムとテニスをするシーンがあるのですが、某アニメの誰かさんとは違って、ユーロンはどうやらテニスは苦手のようです。テニスシーンを見た瞬間、思わずその誰かさんを思い浮かべてしまった私です。キムの球を打ち返し損ねるシーンとか、ちゃんとテニス下手糞な言い方になってて、バテたように息をついているのを聴いた時は、誰かさんとの迫力あるシーンを死ぬほど見ている私には、なんか凄く新鮮に感じてしまいました。

「素敵ですよ、どっちも」
ユーロンに、自分のファッションチェックをさせて気を引こうとするキムに対し、全く興味を示さず、サラッと受け流してしまうマモユーロンが、天然すぎてかわゆい。さらに、キムに「ちょっと来てっ ! !」という呼ばれ、ただならぬ物を感じて駆けつけてみれば、単に服を見せるだけだった時の、マモユーロンの、「えっ ? !」という言い方が、マモ独特の言い方で、私、マモのこういう言い方が大好きなんですよね。

バトラーとしての役目と責任感、後をつけてくる不穏な男達、そんなモロモロの心配から、川下りをなんとか止めさせようとするユーロンですが、楽しくてしょうがないキムは、そんな説得には耳を貸そうとしません。

キムとの距離が縮まったように見えても、離れていても、12時になったら同じ曲を一緒に聞こうという、トウトウとの約束通り、曲を聞きながら眠りにつくユーロンのトウトウへの想いが、たまらなく切ないです。

【第16話】

結局、ユーロンの説得は聞き入れられず、川下りに行く事になってしまったユーロン。ボートに乗り込んでくる人たちの中に、またまた追っ手と思われる不審な男達を見つけ、川に飛び込むユーロンとキム。

キムを守りながら、必死に川岸に辿り着こうとするマモユーロンのお芝居は、ほんとに凄かったです。マモユーロンの息を荒げた息遣いを聴いているだけで、緊迫感と言うか、切羽詰った状況と言うか、そんな想いがヒシヒシと伝わってきて、いつの間にか手に汗握って、ハラハラしながら見てしまいました。
やっとの思いで辿り着けたと思ったら、キムは大事にしている玉(ギョク)を、川に落としてしまいます。必死に拾おうと手を伸ばすキムを見て、ユーロンは玉を拾いに、再び川の中へと、飛び込んでいきます。
なんとか玉を掴んだものの、何度も川の流れに飲まれそうになるユーロン。
この時の、マモユーロンの喘ぎ声のお芝居は、聴いているだけで涙が出そうに、いや、実際涙出ちゃいました。喘ぎ声にも、こんな風に、想いって乗せられるものなんですね。マモユーロンの、真っ直ぐで、ひたむきで、優しい想いが、なんか、聴いてて心の中に、流れ込んでくるようでした。

なんとか助かった2人は、グージンの町で宿を取り、買い物に出かけるのですが、またまた状況を忘れたキムは、あれもこれもと買い物をしまくります。
キムが買うと決めた物を、決めた傍から店員に「少しまけて下さい」「せめて120元、それなら買います」「ちょっと、どうしてこんなに高いんです ? 」「すみません、量が量なので、おまけしてもらえます ? 」と、値切っているマモユーロンが、家計を仕切っている主婦みたいで、もう、可笑しくて可笑しくて、最高でした。あんな甘いボイスでまけてくれを連発されたら、私だったらちょっとやばいかも。

その後、一刻も早く出発し、ホテルとはもう連絡を取らないでくれというキム。バトラーとしての職務と責任から、こっそりホテルと連絡を取るユーロン。そんなユーロンの行動に気づいたキムは、予定とは全く違う方向のバスに飛び乗ってしまいます。

「ここが何処かもわかりませんよ」
「ランチャンは広いですし、こんな山道に、地図なんて売ってませんよ」
あまりにも勝手なキムの行動に対し、少しずつ苛立ちと怒りを感じさせてくる、マモユーロンの微妙なセリフの変化が、ほんとに上手いです。特に「売ってませんよ」と言った後に、大きくため息をつくのですが、このため息から、だんだんと、キムの我が侭に対する我慢の限界みたいなものを感じさせてきて、、、このままでいくと、切れるのも時間の問題 ? ?

この状況と展開の中で、宮野真守演じるユーロンが、どんな変化を見せてくるのか、とっても楽しみです。

| | コメント (0)

2009年3月 6日 (金)

「五星大飯店」第13・14話のマモ

【第13話】

キムに近づいていけば行くほど、キムの周りには、企業の利益を優先し、キムを利用しようとする人達ばかりが溢れている事を知り、そんなキムを守ろうとするようになるユーロンです。

仕事の合間を見て、トウトウに電話をするユーロン。この2人の会話はもう、聴いていて、穴があったら入りたくなるくらい甘甘過ぎて、セリフは甘いわ、マモボイスは甘いわで、ダブル必殺パンチです。

ト 「私が恋しくない ? 」
ユ 「今、凄く会いたい」
ト 「本気で言ってる ? 」
ユ 「僕は孤独じゃない。僕の事を思ってくれる人もいるしね。僕もその人を思ってて、彼女が良い結果を出せば、同じように嬉しくなる。」
ト 「そうなの ? それって誰の事 ? 」
ユ 「わかってるくせに (吐息笑い)」
ト 「分かる訳ないでしょ。女の人に囲まれているんだから」
ユ 「男ばっかりだよ」
ト 「例の広報部の彼女とは、どういうお付き合いなの ? 」
ユ 「どうしてそんな事を ? 」
ト 「だって可笑しいと思わない ? あんな面倒な事で助けてくれるなんて」
ユ 「同じホテルのスタッフだよ。可笑しくないだろ、助けあったってさ」
ト 「助け合うって ? あなたは何をしてあげたの ? 」
ユ 「僕 ? ? ・・・・・・そう言えば、助けたことないな」
ト 「じゃ、どうしてかしらね」

聴いてるこっちが恥ずかしいよぉwww
マモユーロンボイス最強。

そんなユーロンに、またトンマネージャーが、キムに、銀海のプロジェクトから手を引かせるよう説得しろと脅迫してきます。そんな、職務を超えた事は出来ないと、断固として断るユーロンに対し、出世したくないのか、とまで言ってくるトンマネージャー。
相変わらず、この2人のやり取りにはびっくりでした。正々堂々と、スパイ行為を正当な、人の道として説き、もう、1度裏切っているのだから、2度でも3度でも同じ事だ。母親もそのおかげで生き延びてるし、トウトウの事も支援しているんだ。受けた恩は返せ、と。

「あんな事は2度としませんっ ! ! 」「もう絶対にしないっ ! ! 」
お金の力に押し潰されそうになりながらも、必死に持ちこたえて反論する、マモユーロンの、切ない叫びが、聴いてて苦しいです。
そんなユーロンの反論を、一向に気にする事無く、さらに、「どんな手段で成功したかなんて関係ない、正しい道で成功しようとするのは正論だが時代遅れだ」、と、ユーロンを追いこんでいくトンマネージャーです。

キムはますますユーロンに心を許していきます。部屋を掃除しながらキムと交わす会話は、バトラーとお客、ではなく、ユーロンとキム、という感じです。喋っている言葉はバトラーなので敬語だから硬いのに、セリフから伝わってくる想いは、暖かくて優しくて柔らかいという、なんとも不思議な感覚を、マモ演じるユーロンは感じさせてきます。

イムは、キムが精神を病んでいる事を理由に、キムを韓国に帰国させようとします。そんなキムを必死にかばうユーロンですが、逆にその態度が反抗的だと、反感をかってしまいます。

【第14話】

ホテルを離れて旅行がしたいと言い出すキム。もちろん、ユーロンに同行を求めます。そして、その準備の為に、いったん自宅に帰るユーロン。そこに待ち構えていたのは、イム一行。イムはユーロンに、キムは病気だから韓国に帰るように説得しろ、それが出来ないなら、とにかくキムを中国から連れ出してくれ、と言って来ます。ここでもまたお金です。

「申し訳ございません。私はワンチェンホテルのバトラーです。お客様であるキム様のご要望にしかお答えできません。キム様からご指示がなければ何も申し上げられませんし、ご希望される所へご案内するだけです」
キムを利用しようとする周りの策略に辟易し、怒りを込めてそう言い放つマモユーロン。キムを利用するもの達への怒りの中に、そんな人達しか周りにいないキムへの同情みたいな感情を感じた時には、もう、びっくりでした。こういう繊細なセリフが言えてしまうんですよね、宮野真守という人は。今更言う事ではないんですけどね。

トウトウは、自分達の優勝が、実はションエングループがお金を出して優勝させたという事実を知ります。けど、優勝を辞退しようと言うトウトウに、グループのメンバーから、それでもいいじゃないか、と言われ、傷心の内に帰宅し、久しぶりにユーロンと再会します。

ト 「私の真実は、もう、あなただけ。あなただけが在りのままで、ウソをつかなかったら、それだけでいい」
ユ 「抱きしめてみて。ウソじゃないってわかるよ」

どんだけ~~~っ ! !
これは、どこかの恋愛シュミレーションゲームですかぁ ? っていうより、等身大青年の吹き替えだから、リアルさが半端ない分、マモボイスでの、このセリフは強烈です。

そして、ユーロンは、キムとの旅行に出発しました。

| | コメント (2)